僕はオーストラリアでのワーキングホリデーで人生が180度変わりました。
ワーホリに行った日本人の中で、人生が大きく変わった上位数%の人間であると確信できます。
これは自信を持って言えることです。
このブログが皆さんの【ワーホリが人生を変えてくれたきっかけ】になってくだされば幸いです。
しかし逆に、ワーホリに行っていなければ後悔していたと思う3つのことがあります。
・もしあの時、決意をしていなければ…
・背中を押してくれる人がいなければ…
あの時の判断が正しかったと思うのと同時に、
『もしあのとき決意していなければ今はどんな自堕落な生活だったのだろう。』
『何の勇気もスキルもない、イキがりな若者なだけになっていたんだろうな。』
と思いを巡らせ、眠れない日だってあります。『本当によかった。』そう安堵しています。
今日はそのことを3つお伝えしたいと思います。
英語への憧れが憎悪に変わる人をみた時
・英語を話せたらかっこいい、羨ましい。
・海外旅行へ気軽に行けるなんていいな。
英語がまだ話せなかった僕は、そう考えていました。このブログを読んでいる方もこのようにお考えの方もいると思います。
それはそれは、純粋な憧れでした。子どもがゲームを欲しがるような、かっこいいおもちゃを欲しがるような、真っ直ぐなものでした。
その憧れを頼りに僕は、わざわざ英語圏にワーホリに行き、苦労して英語を身につけました。
手に入れた後もずっと宝物のゲームのように使い続けてきました。
就職した会社のA上司
そしてその後、就職し、英語を日常的に使う部署に配属されました。
その部署の、「A」という上司にかなり苦戦をしました。
英語が話せない「A」上司の、日本語の意図を汲み取り、顧客へ伝える通訳のような仕事もしなければなりません。
必死で毎日を過ごす中、1年半年後。慣れてきたと思った矢先に、
お前の上司の「A」がこんなことを言っている。と噂が回ってきました。
あいつは英語だけ。
『あいつは英語だけ。他の仕事はあんまりだよ。』
これを聞いて、脳血管の一本一本が、張り裂けていくような怒りの感覚に陥りました。
「今までの積み上げはなんだったんだろう、アホらしいな。」
と足の力も抜けていく感覚でした。
しかし、冷静になって考えた時に、
「確実に100%、誰が見ても、俺の方が他の仕事もしてるし貢献度も高い。」と思いました。
周りの全員もそう言ってくれました。
いわゆる「働かないおじさん」が上司であった為、冷静になれば落ち着きを取り戻すことができました。ある意味ありがたい。
ではなぜ、上司は「あいつは英語だけ。」なんて言ったのでしょうか?
それは、英語への憧れが異常にアリすぎて、憎悪に変わってしまったのです。
好きな人が自分に興味が無いと分かった時、嫌いになってしまうようなものです。
また、自分の権威性を示す為の行動です。自分を大きく見せる為に他人の足を引っ張る行動です。
憧れに行動が伴わないと、この「A」上司のようになってしまうのです。
しかし、「英語だけ。」は逆を言うと、英語を褒められているとも捉えられます。
この時、ワーホリに行き、英語を話せるようになっていた過去の自分に心底感謝をしました。
【サンプルが少ない】狭い視野や凝り固まった思考の老人と相対する時
他国への偏見を口にする日本人は、結構な確率で遭遇します。
〇〇人は世界の嫌われ者だ。〇〇人は気をつけたほうがいい。
〇〇人は何も考えない。〇〇人は計算高い。
そういった偏見を、厚顔無恥な態度でお話しするお偉いさんとお話しする機会がありました。
なぜそういった狭い視野や思想になってしまうのでしょうか?
理由は
サンプル数が圧倒的に少ない。
関わってきた人間の数が少ないのです。
サンプルを1〜10程度の数しか見ずに、全てを知った気になっています。
マナーが良いとされている我々日本人も、海外から来た方に「迷惑系You Tuber」のように迷惑行為をしていたらきっと偏見を持たれてしまうでしょう。
僕は、ワーホリを通じて、10カ国以上の人種の友人ができました。
台湾・フランス・中国・韓国・オーストラリア・イギリス・アメリカ・フィリピン・マレーシア・ロシア
上記の国々の中でもやはり、個人差が大きいと思っています。
みんなそれぞれいい部分があり、日本人の僕からすると、「ん?」と思う事も多いのです。
この「ん?」という感覚を持った直後、自分を疑ってみて俯瞰でみることが出来るかどうかが、
偏見との戦いになります。
他国への興味関心
地震・台風などの自然災害はもちろん、経済などの他国へのニュースに敏感になりました。
国で思い浮かぶのは、その友人の顔です。
台湾で大きな地震があれば、友人にメッセージをします。
韓国で何かあれば、友人にメッセージします。
様々な事を主観的に身近に見る事ができるようになりました。
思っているよりみんな、他国への興味関心はない。
海外の方と仕事をするような事がない限りは、よほどその国に興味などわきません。
一方で、ワーホリにいった語学学校で共に生活をした国々の方と話をしていくうちに、
その国に興味が湧いて、時代背景などを知りたくなります。
その中でも僕は、台湾人のリーストくんと親友になりました。
僕はギターを弾きますので、才能に溢れたリーストくんに作曲の仕方を教えてもらったり、一緒に曲を作ったりしました。
かなりの親日国である台湾は、一度行ってみたい国のひとつです。
・ワーホリに行かなかったら。。。
本気で後悔していたと思っています。もしくは、後悔する暇などないほど、他人のための人生を過ごしていたかに違いありません。
ぜひ、みなさんもいい経験をしてください!
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