「私の英語ってちゃんと伝わるのかな?」
「ヘンな発音と思われていないだろうか?」
英語を勉強し始めた頃は、みんな同じような不安を抱えます。
日本人は他の国と比較して、英語が苦手とされています。
それは語順であったり、島国で経済豊かな国である(つまり、英語がなくても生活可能)ことが理由であったりします。
実際にはどう思われているのでしょうか?
結論は【気にしなくていい。自信を持って話す方が重要】です。
体験談をシェアしたいと思います。
母国のアクセントに寄ってしまうのは当然であり、気にしない。
僕はオーストラリアでのワーキングホリデーを通じて、様々な国の英語と触れました。
ネパール、インド、韓国やマレーシア、台湾やインド、フランスなど、
各国それぞれに独特のアクセントがありました。
当時は、【相手が少し話せば、どこの国の出身者か】くらいは聞き分けられる自信がありました。
そして、英語ネイティブからしても多少の間違いはあれど、
英語は単なるコミュニュケーションのツールである事に変わりはないのだから、そこまで気にしてない人が多い印象でした。
十数年も母国語(僕らで言えば日本語)の発音で口が慣れてしまっているのですから、完璧な発音になるまでに相当な時間がかかります。
相当な時間がかかるのに、完璧になるまで話さないという選択をするのは愚策です。
例えるなら、自転車の初心者が、転ぶのがコワイからと乗るのを諦めてしまっているようなものです。
どんどん積極的に英語を使ってコミュニュケーションをするべきなのです。
英語上達が早い人は、間違いを恐れずに積極的にコミュニュケーションを取ります。
反対に上達が遅い人は、発音が完璧になるまで独り言を繰り返す人間です。
初めは発音・アクセントなど気にせず、積極的に会話をしてみましょう。
日本語なまりの英語は、落ち着きがあってカッコいいらしい。
一部の英語圏の人からすると、なんと驚くべき事に
「日本人の話すサムライイングリッシュはかっこいい」という意見さえあります。
一体どういう事なのでしょうか。
日本語には抑揚が少ないと言われています。
例えば中国語では「四声」と言って、声の調子の違いによって意味が異なります。
「あ⤴︎」「あ⤵︎」など、語尾を上げたり、下げたりする事で表現に違いがあります。
それと違って日本語は、語尾を伸ばしたり、音の強弱で表現が変わる事は少ないので、
言語とすれば落ち着いている印象を相手に与える=カッコいい事となります。
クリスの部屋という方のYOU TUBEチャンネルでも同様のことを言っているので、
ぜひ一度視聴してもらえれば、自信がみなぎってくると思います。
会話を楽しむ?ビジネス?【目的】が最重要。
ほとんどのケースで発音は壁にならない
言い方は悪いですが、所詮英語はコミュニュケーションのツールです。
目的を達成する為の道具と言い換えてみましょう。
もしあなたが趣味として英語を学びたいというのであれば、流暢なアクセントでネイティブのような発音の練習をする価値があります。それは趣味の範疇であり、誰に何を言われようとも否定されるものではありません。
例えば、「友達を作りたい」という目的であれば、「サムライアクセントで話してくれよ!」とお願いされる事さえあるといいます。
もっと他に、露店を出店したいというのであれば、値段をドルで書いて置いておけば、英語圏の人から値段を下げるように交渉される事があるかもしれません。
難しく考える必要はなく、恥ずかしくても目的を達成できれば全く問題ないのです。
流暢に話すのが当然と期待し、さらに期待されるので、ハードルが著しく高くなっているのです。
【注意】こんな人には気をつけて!
「あなたの発音は聞き取られません!」
「今のままでは苦労しますよ」
と不安感を煽ってくる人はどんな人でしょうか?
それは、英会話ビジネスに従事している営業マンです。
僕は現地でもどこでも、一度も上記のようなことを言われた事はありません。英語初心者の頃からずっとです。
目的は別にありますから、(仕事の内容を伝えたり、連絡をしたりetc…)いちいちそう行った事を注意されません。
反対に英会話教室や留学は、大きなお金が動く分野ですので、競合が多く、常に顧客獲得競争にさらされています。
その営業マンや英会話教室を運営する会社がどんな事を言うかというと、
人格を否定されるレベルで、最初にお伝えした事を言われ、ショックを受けます。
さらに、「なんと、今!入会された方には入会金が無料!」などとお得感を演出します。
全く耳を傾ける必要はありませんので注意をしてください。
確かに、一度もネイティブと話した事がなく不安というのはわかりますが、
英語初心者→中級になる為には独学と成功体験を積んでいく必要があると僕は思っています。
オンライン英会話でも全く問題ありません。
その学習を継続する事が何よりも重要であって、初級から日本にある英語教室に通う必要はありません。
そのサポートを行う事はできますが、話せるようになれるかなれないかは結局自分次第の部分が大きいのです。
まとめ
英語は25億人ほどが話すとされています。その内のネイティブは4億人程度と言われています。
こう考えてみると、英語を第二言語として学んだ人が圧倒的に多いという事がわかります。
しかもなんと、英語ネイティブでない人は、「英語を勉強して身につけた人」の英語の方が聞き取りやすいです。
フィリピンもその例ですが、僕もその方が身構えずにお話を楽しめます。
どうでしたでしょうか。実際には発音を自信を持って話す事の方が一番重要です。
ありがとうございました!
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