ワーホリ経験者にとって数ヶ月〜数年を海外で過ごした経験は輝かしい期間でしょう。
しかし多くの人は日本での暮らしに慣れていて、いずれは日本で再就職する方がほとんどです。
厳しい事を言います。
ワーキングホリデーのバカンスを楽しむだけの目的では、帰国後に好条件で再就職することはほぼ無理です。
僕は大学2年の時点で「就職先はない」とキャリアセンターの方に言われました。
焦って急遽ワーホリを決意し、人生を変えました。
1年間で様々な経験をして、27歳の今では同年代の年収を大きく上回っています。
【実体験】ワーキングホリデーで年収がアップした。
僕の実体験をお伝えします。
僕は【就職に強い事を売りにした大学】を卒業しました。
しかし実際は好条件で就職できる人間は少ないのが実態でした。
「大手や高年収が狙える企業へ就職する為には、自分に武器を作らなくちゃ!」
こう考えた僕はワーキングホリデーに行くのですが、
日本での就職を見据えたワーホリを考えた結果、【英会話】と【TOEIC】に執着します。
【英会話】と【TOEIC】に執着した理由は2つです。
英会話ができれば、日本人は驚く。
日本人の多くは、英語を話す事ができません。
日本人で英語に自信があるのは10%未満というデータがあります。
街中で外国人に道を聞かれて、答えられる人も多くはないでしょう。
そんな中で、英会話をする事ができれば圧倒的な存在感が出ることは明白です。
ワーホリに行った勇敢なあなたは、完全に上位10%の日本人でしょう。
ゼロから英語を覚えた僕だからわかるのですが、
英語が話せない人は、英語を話せる人に対して異常な羨ましさを感じます。
コンプレックスとさえ呼んでいいかもしれません。
多くの日本人は英語が出来ませんので、そこをうまく利用しない手はないです。
【英語は錯覚資産になる】下記の記事でも説明していますのでぜひご覧ください。
https://www.jindoblog.com/?p=78
日系企業はTOEICに弱い。
TOEICは600点〜700点程度であれば簡単に突破することができます。
これを知っているのは突破した人だけです。
受験した事のない人や英語にコンプレックスのある人は途方もない数字に思えるかもしれません。
受験歴のある人事部もまだまだ少ないのでは?というのが肌感覚です。
つまり、結論としては
「ワーホリ期間にさっさと700点くらい突破しておこう」
そうすれば、同年代とは差がつく就職先に行きつけるはずです。
【帰国後】やっぱり日本は「手に職」が強い。
とはいえ、1年ほどで英語力を身につけるのは正直、覚悟が必要です。
「せっかくワーホリに行くなら、楽しむだけ楽しみたい」という方もいます。
ワーホリを思う存分楽しみたい方は、日本で手に職をつけておくといいでしょう。
僕がワーホリ中、オーストラリアのケアンズ・シドニーで出会った人で
「輝いているな〜、羨ましいな」
と思った方は、「教師・看護師・保育資格」などの免許系の資格を持った人が多かったです。
人手不足の日本では求人数も多く、教師などではワーホリ経験が大いに活きる事間違いなしです。勉強だけしてきて教師になった人間よりも厚みが出るでしょう。
【英語力の証明を】バカンス目的はビジネスに弱い。
重要なお話をします。
バカンス目的で行ったワーホリを評価してもらえるほど、日本企業は甘くないです。
確かに文字通り「ワーキングホリデー」ですから「ホリデーする事」は全く問題ありません。
しかし、先ほどの【英会話】と【TOEIC】に執着した理由につながりますが、
「帰国後に英語力を証明できなければ遊んでいたのと同じ」これを肝に命じてください。
証明できるものがなく、「就職先がない」と焦る気持ちはわかります。
海外はありのままを受け入れて貰える文化があります。
自己肯定感が上がった結果、「なんで英語話せる俺が採用されないんだ?」と少しズレた価値観になります。
人事部の気持ちになってみれば分かりますが、ワーホリや留学経験を面接で話したり履歴書に描いてくるのであれば、証明する【結果】を聞きたくなります。
なので、せっかく経験するのであればTOEICを受験しましょう。
【ヒアリング結果】「ワーホリで人生終わった」という人もいる
僕の周りのほとんどの方は、「もう一度ワーホリに行きたい!」と言っています。
これは僕も共感ですし、僕自身もできる事ならもう一度行きたいです。
しかし、「ワーホリのせいで人生が終わった」という人もいます。
例えば、
・カジノに入り浸ってしまった
・違法ドラッグに手を出してしまった
・日本に帰って就職活動中、ワーホリ期間を「空白期間」と扱われてしまった。
自由な判断には責任が伴います。
自分で責任が取れない方にはワーホリはオススメできません。
僕の友人だったタイ人は、急におかしくなってしまいました。
いい人だったのに残念です。
https://www.jindoblog.com/?p=91
まとめ
ワーキングホリデーを通じて、いい人生にするのはあなた次第です。
これは、紛れもない事実です。
日本で就職する人がほとんどと言いましたが、永住権を取得する人もいると思います。
今回は日本での就職を触れました。
実際には効率よくTOEICのスコアを上げたりするのがベストかと思います。
僕が当時ワーホリしてた時にはありませんでしたが、
今はスタディサプリTOEIC対策やレアジョブなどのオンライン英会話が充実しています。
ワーホリに行った人の英語のブランクを取り戻したり、マンツーマンでリスキリングしたい人にもオススメです。下記クリックすると飛べます。
ありがとうございました!
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